MENU

OutLook ExpressからWindows Live メールへのデータ移行について

  • URLをコピーしました!
握手のイメージ

最近、仕事絡みでクライアントPCを「Windows XP」から「Windows 7」へ移行するお手伝いをさせて頂く機会が多くなってきました。
その時に、「Windows XP」のPCの中のデータを「Windows 7」のPCへ移すのが面倒です。
その中でも特に面倒なのがメールのデータ。私の周りのほとんどの方は、「OutLook Express」を使っています。これ、初期状態でインストールされていて、無償提供だからなのでしょう。そういう方は、「Windows 7」になると、だいたい「Windows Live メール」と使うってのが相場のようです。

ちなみに、私はずっと(Windowsを使いだしたころからほとんど)「Becky!」というシェアソフトのメールクライアントを使っていて、ここ2~3年位前から、メールをGmailに集約して、クライアントソフトも「Gmail」を使っています。っていうことで、全てのメールはクラウド上に集約されているので、メールの移行なんてここ何年もしたことがありませんでした。
メールの移行って面倒ですからね。

そうは言っても、仕事で「OutLook Express」のデータ移行の機会が多いので、備忘の為にメモっておきます。

まずは、「OutLook Express」のメールデータの在処です。
「OutLook Express」のメニューの「ツール」→「オプション」で、オプションダイアログを開きます。
さらに、「メンテナンス」タブ上の「保存フォルダ」ボタンをクリックすると今のデータの保存場所を教えてくれます。
図の赤丸部分がその場所です。

OutLookExpressのオプションダイアログ

在処が分かれば、とりあえず、この場所のファイルを丸ごと確保しておきます。

次に、アドレス帳の在処です。
「%SystemDrive%\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Microsoft\Address Book」です。
ここに拡張子「*.wab」のファイルとして存在していますので、この「*.wab」ファイルを確保しましょう。

あっそうそう、言い忘れていましたが、このどちらのフォルダにも隠し属性が設定されているので、フォルダオプションの設定で見えるように変更しておきましょう。

最後にアカウント設定ですが、これは以下の手順でエクスポートして確保しておきましょう。
「OutLook Express」のメニューの「ツール」→「アカウント」で、アカウントダイアログを開きます。
さらに、「アカウント」タブ上で確保したいアカウントを選択し、「エクスポート」ボタンをクリックすると拡張子は「*.iaf」のファイルが出来ますので、そのファイルを確保しておいきます。

ここまで来れば、後は「Windows 7」の「Windows Live メール」へインポートですが、インポートは簡単です。
アプリの機能を使って、メールデータ、アドレス帳、アカウントをインポートしましょう。
ただ、メールデータとアカウントのインポートは、「ファイル・メニュー・ボタン」(▼マークのついているボタン)から「メッセージのインポート」と「オプション」を選択しなければなりません。
インポートの山場は、この「ファイル・メニュー・ボタン」(▼マークのついているボタン)を探せるか?ってとこですかね?

データさえ正しく確保してれば、後はなんとか…。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次