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私がATOKを手放せない4つの理由

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先日、@fwhx5296さんの「やはり私がATOKを使わなくてはならない7つの理由」という記事を読んで、MACユーザのATOK愛に触れちゃいました。

やはり私がATOKを使わなくてはならない7つの理由 | ツインズパパの徒然日記 Ver.2

それに、触発されて、私のATOK愛を語ってみたいと思います。

ちなみに、理由が「4つ」なんて半端な数はご愛敬です。
さすがに、「7つ」は思いつきませんでした。残念。

目次

0.ATOK以前

まずは、ATOKを使い始める以前の話しです。

自分が日本語変換でATOKを本格的に使い始めたのは、2000年になった頃。今年で13年目ってとこです。その時のPCのOSは、自宅がWindows 95で、仕事の環境がWindows NTからWindows 2000に代わろうとしていました。

実は、それまではATOKがイマイチ嫌いでした。Windows以前のMS-DOSの頃は、VJEとかWXとかのFEPを使ってて、当時のATOKはなんか、素人向けっぽく、ほんのりダサく感じていました。

今日から使えるITトリビア:松茸、WX、VJE――懐かしのFEPを思い出す – ITmedia エンタープライズ

で、時は流れて、そんなこんなで、MS-DOS単体でPCを動かすこともなくなり、Windows全盛となったら、当時何種類もあった日本語入力環境(FEP含む)は徐々に淘汰されて、MS-IMEとATOKしかなくなっちゃいました。

Windowsを使い始めてからは、とりあえずMS-IMEを使ってたものの、そのバカさ加減にウンザリしていた2000年頃に、ATOKの賢さに一縷の望みを託して、使い始めたら、これがイイ感じ。

その後、2001年以降から画期的な「ATOK Sync」が開始されました。この「ATOK Sync」とは、自宅と会社等の複数環境で使われているATOKの辞書を同期することが出来るというスグレものです。
今、ATOKが手放せなくなっているのは、この「ATOK Sync」によるところが大です。

ちなみに、今現在の私の環境では、自宅のデスクトップPC、仕事メインで使用中の「レッツノート CF-S10」、Androidのスマートフォン「MEDIAS LTE N-04D」、Androidタブレットの「Acer ICONIA TAB A200」には、全てATOKの最新版がインストールされていて、どのデバイスでも「めあど」と入力すると私のメールアドレスに変換されます。

と、ダラダラと書いて来たものの、いよいよ本題で、私がATOKを手放せない理由です。

1.慣れの問題

第1の理由は、シンプルに「慣れ」です。例えば、

  • 文節切り直しには、変換中に矢印のみ (MS-IMEだとシフト+矢印)
  • 変換のやり直しには、Ctrlキー+Backspaceキー(MS-IMEだと選択して変換キー?だったかな)
  • 文章中でアルファベットを直接入力したい場合、シフトを押しながら入力。

などなど。ただ、こればっかりは、ずっとMS-IMEを使ってきて方が、ATOKに対して使い難いのと、まあ同じことでしょう。

2.変換が賢い、学習能力が高い

日本語変換のメインの機能で、これこそがザ・ATOKってとこです。

5分でわかる!かしこいATOKの使い方。|ATOK.com

ATOKの例では、
「きのうときょうと、きょうだいそつのきょうだいはきょうびじんときょうやさいをたべていた。ぼくはひとりできょうりのきゅうりをたべていた。」というひらがな文字を入力して、一発変換での結果が、
「昨日と今日と、京大卒の兄弟は京美人と京野菜を食べていた。僕はひとりで郷里のキュウリを食べていた。」となります。

私は東京で20年以上も暮らしていたので、俗に言う純粋な標準語も一応しゃべれますが、普段のしゃべり方は、北九州弁をベースにした標準語だったので、なまっています。
そんなあなたのために、ATOKの方言の話し言葉の変換も出来る様になっています。

例えば、「すいちょるっちしっとう」なんてけったいな言葉、MS-IMEでは永遠に変換出来ませんが、ATOKでもさすがに一発変換は出来ないものの、3回程スペースキーを叩くだでけ「好いちょるっち知っとう」なんて変換もできます。(実際に使う場面はほぼ、ありませんが…。)
もうひとつ、MS-IMEだと「明日くるっち言い寄った倍」と変換されてしまう言葉もATOKなら「明日来るっち言いよったばい」と一発変換されます。

英語も、「ぱすわーど」と入力して、「パスワード」の変換の他に「password」に変換も出来ます。(最近はMS-IMEでも出来るようですが…。)

ただ、あまりにも賢すぎて、間違えも素早く学習されるのが難点と言えば難点です。まめなメンテが必要です。

3.様々なデバイスで使える

Windows、MAC、Androidと様々なOSのデバイスに対応しています。

ちなみに、「ATOK Passport」ってのを利用すると、月額300円で、最大10台のデバイスで最新のATOKが使えます。

唯一残念なことに、この「ATOK」や「ATOK Passport」はiOSには対応してませんので、別途1200円の「ATOK Pad」を使うことになります。

私は、この事実を「iPad mini」の購入後に知りました。
Wikipediaなどによると「アップルは標準以外のインプットメソッドを認めていないため実現していない。」ので、ATOKはダメなようです。MACはイイのにね…。

iPhoneのIMEとしてATOK提供「あきらめていない」 iPad対応、Android版も – ITmedia ニュース

4.全てのデバイスで同期がとれる

この同期機能は、「ATOK Sync」ってやつの機能です。インターネット環境を使って、変換辞書の学習状況や確定履歴、登録した単語や文章、さらにはカスタマイズした設定もPC間で同期できます。スマホの場合は、単語のみの共有です。

以前は、この「ATOK Sync」を使うために、ジャストシステムの「Internet Disk」っていうクラウドの仕組みとの組み合わせで、ATOK本体の価格以外に、最低300円程の月額が必要でしたが、「ATOK Passport」制度登場以来、月額300円でATOK本体と「ATOK Sync」使えるようになり、負担が減りました。

これで、いつでもどこでも、「めあど」って入力すると自分のメールアドレスに変換されるようになってます。

まとめ

そんなこんなで、長々と私のATOK愛を語って来ましたが、偉そうに能書きこいて、その一番の理由が「慣れ」ってのが、恥ずかしながら、微妙なところです。

一応、これまでもGoogleの日本語入力なども試して来たもの、一番はATOKでした。
惜しむらくは、愛用の「iPad mini」では、直接ATOK入力が出来ないことです。ジャストシステムさんとしては頑張って欲しいとこで、アップルさんには譲って欲しいところです。

まあ、「iPad mini」等のiOSでも、「ATOK Pad」っていう別売り(1200円)のアプリを使うことで、「ATOK Sync」で単語の同期等をしつつ、ATOKで文章は書けるようにはなってますが、直接Twitterやfacebookへ投稿したり、コメントしたりは出来ないようです。(一部のアプリでは、投稿くらいは出来るみたいです)

これまで、MS-IMEで満足していた方も、是非ATOKを試してみては、いかがでしょうか?

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