このブログですが、Google AdSenseを使っています。
久しぶりに、Google AdSenseの管理画面を開いたら、管理画面の上部に、タイトルのように、
要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
と、いうメッセージが表示されていました。
実は、ちょっと前から表示されていたのは、うすうす感づいていましたが、このブログのAdSenseの金額なんて、あってないようなもの、なので、見て見ぬ振りをしていました。
で、今回は、意を決して、対処しようと思った次第です。
「ads.txt」とは?
そもそも、「ads.txt」とは何ぞや?ってお話しですが、メッセージの左の「ヘルプ」ってリンクをクリックすると、下のような説明があります。
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
ん?「IAB」とは何ぞや?って新しい壁にぶち当たりましたが、要は、「自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されることを防ぐ」ことができ、「強くおすすめ」で、「収益を増やすことができる」ってことらしいです。
「強くおすすめ」ってことは、絶対にしなければならないものではないってことのようですが、収益が増えるってなら、対応しようってなモンです。
ところで、「IAB」とはWikipediaによると、
Interactive Advertising Bureau(IAB)とはオンライン広告における技術的標準規格の策定を始め、動向調査や法整備などを行う組織である。 数多くの企業が加入をしているが、その多くがアメリカとヨーロッパの企業である。
(中略)
IABに加入している代表的な企業としては AOL、BBC、CBS、Facebook、Google、マイクロソフト、ニューヨーク・タイムズ、ロイター、タイム、Twitter、ベライゾン、バイアコム、ワシントン・ポスト、Yahoo!などがある。
ってことのようです。
対処方法
その対処方法ですが、表示されているメッセージの左側の「今すぐ修正」のリンクをクリックします。
すると、「xxxxxで使用する ads.txt ファイルを作成する」と書かれている部分があるので、この部分をクリックして「ダウンロード」と言うリンクを表示させます。
「ダウンロード」が既に表示されていれば、そのままで大丈夫ですので、「ダウンロード」をクリックします。
すると「ads.txt 」というファイルがダウンロードされるので、「ads.txt 」というファイルを開きます。
「ads.txt 」というファイルですが、このまま修正せずに使用出来そうなのですが、一応「サイト運営者 ID」を確認しておきます。
Google AdSenseの管理画面から左側の「アカウント」→「設定」→「アカウント情報」を開いて「サイト運営者ID」を確認します。
ここに書かれている「pub-xxxxxxxxxxxxxxxx」の部分が「サイト運営者ID」になりますので、「ads.txt 」の赤丸の部分が「サイト運営者ID」を同じであることを確認します。もし、違っているようでしたら「サイト運営者ID」に書き換えて下さい。
ちなみに、「ads.txt 」はエンコードの種類を「Unicode(UTF-8)」に変換しておいて下さい。
私は、昔からの秀丸ユーザーなんで、下のようにして、上書き保存します。
最後に、ここで作成した「ads.txt 」を、サイトのドキュメントルートに保存して、作業完了です。
最後に
ここで設定した「ads.txt 」ですが、反映されるまで数日かかるそうなので、ゆっくり待つことにしましょう。
何れにせよ、5分程度の作業のなので、すぐにやっちぃましょうね。