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USB Type Cって、3.0や3.1やGen1やGen2、Thunderbolt 3とあるので整理してみました。

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先日、愛用のLenovo ThinkPad X1 Carbonのために、ThinkVision M14を購入して、手放せなくなっているふーたらです。

このThinkVision M14の唯一の難点が、ケーブルの固くて太いため、狭いテーブルの上などでの取り回しが面倒ってこと。

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で、以前に急速充電用に購入していたPD対応のケーブルに変えてみたところ、表示が出来ない状態でした。

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その時、Lenovoのサポートセンターに連絡したところ、その担当の方は「USB Type-Cだったら大丈夫なはず」との回答でした。

その後、色々と調べたり、サポートセンターに改めて連絡したりした結果、一口に「USB Type-C」と言っても、いくつかの種類があるってことが、やっとこさ、なんとなく分かった気がして来ました。

その上で、もう一度、Lenovoのサポートセンターに連絡したところ、別の担当の方は「USB Type-C 3.1 Gen 2が必要」との回答でした。で、なんとなく、分かってきた感じがしてきたので、一旦整理してみました。

なので、今回のお題は、「USB Type Cって、3.0や3.1やGen1やGen2、Thunderbolt 3とあるので整理してみました」です。

目次

「USB Type-C」とは?

まず、大前提なのは、「USB Type-C」ってのは、ウィキペディアによると、

USB Type-C(ユーエスビー タイプシー)やUSB-C(ユーエスビー シー)は、USBの機器とケーブルにおける、逆差し可能な小型24ピンコネクタ規格の一つである。

とのことです。

要は、コネクタの形だけってこと。なので、同じ「USB Type-C」の形をしていても、USB 1.0やUSB 2.0のものもあったりするってこと。

ちなみに、「USB Type-C」の他には、コネクタの規格は「USB A」とか「USB B」とか「マイクロUSB」とか色々あります。

ちょっと前のAndroidのスマホなんかの充電でよく使ってたのが「マイクロUSB」で、プリンタの接続などでよく使われるへんな六角形のが「USB B」、そして、あの「HiGH&LOW THE MOVIE 2」で奪い合いになった「USB」って呼ばれていたのは「USB A」のフラッシュメモリってこと。

だから、あの映画で「USB」って一括りにして言ってた「USB」は、正確には「USB 3.0でUSB Aコネクタのフラッシュメモリ」だったんですよ!琥珀さんっ!ってこと。(もしかしたら、2.0だったかも。どっちでも良いけどね。)

ThinkVision M14

そもそも「USB」とは?

ちょっと前に、先走って2.0とか3.0とか書いちゃいましたが、ここで、そもそもUSBの規格についてまとめます。コネクタの規格ではなく、USBそのものの規格についてです。

この規格には、世代があって、1.0、1.1、2.0、3.0、3.1 Gen 2、3.2 Gen 2×2、4 Gen 2×2まであったりします。

で、ここから、さらに面倒なことに、「USB 3.0」のことを「USB 3.1 Gen 1」と呼ばれます。

オルタネートモード(Alternate Mode)とは?

USB 3.1に対応したUSB Type-Cでは、従来のUSB規格の信号以外を流せるオルタネートモード(Alternate Mode)を利用することができます。

ちなみに、ここでのUSB 3.1とは「USB 3.1 Gen 2」のことで、「USB 3.1 Gen 1」と呼ばれる、従来のUSB 3.0のことではありません。

ここが私に取って重要な鍵になる部分なんですが、「ThinkVision M14」を繋ぐ「USB Type-C」ケーブルは、この「オルタネートモード(Alternate Mode)」に対応している必要がありますので「USB 3.1 Gen 2」以上でなければダメってことです。

Thunderbolt 3とは?

ここでUSB規格とは違う、Thunderbolt 3についてですが、USB Type-Cと同じコネクタ形式なので、混乱しがちです。

ただ、「USB 4 Gen 2×2」は「Thunderbolt 3」を基盤にしているとのことなので、「Thunderbolt 3」は「USB 3.1 Gen 2」の上位版という理解で大丈夫です。

最後に

ってことで、「ThinkVision M14」などのディスプレイとの接続用に使用する「USB Type-C」のケーブルは、「USB 3.1 Gen 2」以上のケーブルを必要ってことになります。

「USB 3.1 Gen 2」以上ってことのなで、「Thunderbolt 3」でも当然大丈夫です。

この流れ意外に、「USB Type-C」には「USB Power Delivery」の機能もあります。PCの充電などに使用するケーブルを検討の際には、「USB Power Delivery(PD)」対応のケーブルを準備しましょう。

それにしても、「USB 3.1 Gen 2」や「Thunderbolt 3」のケーブルになると長さが1mを切るし、固くて太くなるのが難点だったりします。

細くて、柔軟な「USB 3.1 Gen 2」や「Thunderbolt 3」のケーブルがあれば、情報を頂ければ幸いです。

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